先日、お隣さんから栗のおすそ分けをいただきました。1キロくらいありましたので、半分は蒸し栗に(いつも茹で栗なので、チャレンジしてみました。こちらは好評であっという間に食べつくされてしまいました。)、半分は渋皮煮に。

手間のかかると想像していた渋皮煮でしたが、ネット上にある動画での情報によると重曹で何回か煮れば渋みが消えるとのこと。適当にレシピを読み、動画の通り、ぼあっとあくが出てきたら火からおろし、水で温度を下げゆで汁を捨て、水で栗を洗い(あ、もちろん、外の硬い皮は取り除いています)、また重曹を入れた水で茹で、を繰り返しました。4、5回ほど。

なんとなく、まだゆで汁が色が出てくるのですが、レシピにも4,5回と書いてあるからと、最後に水だけで茹で、重曹を取り除き、その後味付けです。

ひたひたの水、分量の半分の砂糖、落し蓋、でコトコト、しばらくしてから残りの砂糖を入れ、コトコト。味見はせず、翌日を楽しみにその日は寝ました。

さて、翌日。さっそく味見をしてみると、とても渋い。はい、失敗です。
渋皮を包丁で取り除いた中身はなんとか食べられます。が、しかし、残りの立派な栗をみるとなんとかしてあげたい・・・。

恐る恐るですが、煮汁と栗を分け、栗を再び重曹水で煮始めました。レシピを読み直してみると、重曹水で煮る時間は10分ほどは必要なようです。あくが出てきたらすぐに火からおろしていたので茹で時間が短すぎました。今度は10分ほど煮てゆで汁を捨てる(もちろん栗は優しく洗ってあげます)を繰り返しました。

煮汁も苦かったので重曹を入れて煮るとまろやかになりました。これと茹で栗をあわせて再度渋皮煮にチャレンジ。今度は食べられる渋さです(前回比)。

ネットに流れてくる情報、特に動画は時間短縮のため編集してあります。文章を読むのが苦手な人(はい、私)は、つい動画に頼ってしまいます。最初の導入にはいいと思いますが、ちゃんと文章を読めないといけませんね。

受験生の皆さんは、問題文をきちんと読めていますか?もしスマホで動画を長時間見ている(ような人はいないと思いますが)人は、読む力が衰えてしまう可能性がありますので、できれば受験が終わるまでは封印することをお勧めします。

学習動画もありますが、見ているだけになっていませんか?自分で解いてみないと身についているかはわかりません。必ず似た問題を解いてみるなどしてみましょう。